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シドニー線とは
シドニー線とは、手の平の両端いっぱいに広がる長い知能線のことを言います。見た感じ、「マスカケ線」と似ているのですが、マスカケ線は感情線と知能線が1本に繫がった状態のモノであるのに対し、シドニー線の場合は、感情線とは一体化しておらず、感情線は独立していることが特徴です。感情線が独立していることがシドニー線の条件なので、感情線と知能線の間に2本の線を繋ぐ何らかの線があったら、それは「変形マスカケ」になります。シドニー線はあまり知られていない線なので、これまで「マスカケ線」だと思っていた人も実はシドニー線だったという事もありえるかもしれません。
手相にシドニー線を持つ人の特徴
シドニー線を持つ人の特徴は、マスカケ線と似ている所があり、何か一つ優れた一面を持っていたり、波乱万丈な人生を送ったりといった傾向にあります。マスカケ線との大きな違いは、知能線が長いことから、何事もじっくり熟考するタイプでもあり、クリエイター向きの相とも言えます。(知能線が長いイコール頭が良いというワケではなく、知能線の長さは思考の深さを示しています。)何事も深く考え過ぎる傾向にあるので、人間関係に支障をきたす可能性もあるのですが、マスカケ線同様、天才肌であることには変わりないので、自分の適性を見つけたら、その方面で輝くことが出来るでしょう。
手相に長い知能線を持つ人の適性の見方
知能線が長い人はとにかく考え過ぎる傾向にあると上でも触れましたが、自分の存在意義や自分を取り巻く世界など、様々なことをひたすら考えることで、自分の内面に深く深く入り込んでいきます。恋愛好きな人も多く、独自の恋愛論を語ることもあるでしょう。こうした独自の特性を表現する場として、エッセイストやシンガーソングライターなどの仕事が向いているかもしれませんね。
シドニー線と病気との関係
シドニー線を持つ人の中には、白血病、ダウン症、自閉症、ADHDなどの病気や症状と関わりが深いことがあるとの研究結果があります。(この線に関する研究がシドニーで行われたことから「シドニー線」と名付けられているそうです。)ただ、シドニー線を持つからこうした病気や症状になるというワケではなく、シドニー線がなくてもこれらの病気にかかることはあるので、シドニー線イコール病気と結び付けられているワケではありません。
シドニー線の末端に島がある場合
シドニー線の末端にある島は、「癌がある時に出やすい相」とされています。また、右利きの人にとっての左手は先天的なものを示すので、この相が左手にある場合は「癌体質」を示しています。(左利きの場合は逆になります。)シドニー線が生命線と離れている場合、よりリスクが高いとされています。また、生命線や健康線上に島がある場合も癌の可能性を示す相とされています。
シドニー線のマイナスイメージばかりにとらわれないで
マスカケ線同様、珍しいとされるシドニー線。決して認知度の高い線ではなく、病気の可能性などマイナスイメージを持たれやすいのですが、マスカケ線に共通する良い面を持っていることも事実。興味のあることを突き詰めていけば、成功につながるかもしれませんよ。