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手相に現れるKY線とは
島田修平さんが名付けたことで有名な「ケーワイ線」。この相は、知能線と生命線の起点が5ミリ以上離れている相のことを言い、知能線と生命線が離れていればいるほどケーワイ度が高くなっていきます。知能線と生命線の起点はくっついているのが普通なので、かなり珍しい相とも言えます。ケーワイ線は片方の手だけにある事が多く、両方の手にあるとなると、かなりレアなケースです。有名人ではアメリカのオバマ元大統領がケーワイ線の持ち主とされており、日本では珍しいこの相もアメリカではさほど珍しくはない様です。
KY線は決して悪い意味ばかりではありません
ケーワイ線を持つ人は、生命線(これまでの人生経験)と知能線(思考)がかけ離れていることから、ある日突然これまで興味のあったことと全く違うことを始める傾向にあります。例えば、音大を目指してピアノの練習に打ち込んできた人が、ある日突然声優を夢見て専門学校に入学してしまうなど。こういった思い切りの良さや、失敗を恐れない所があります(年齢が高くなるほど長所とは思われなくなるのが現実ではありますが)。こういう点は、不満を抱えながら不本意な仕事を続けるよりも、自分にも周囲にもプラスなのではないでしょうか。やりたいことがあっても一歩踏み出す勇気のない人からすれば、羨ましいくらいかもしれません。和を乱してしまう様なケーワイさんであれば、行動を考えなければいけませんが、「みんながコーヒーを頼む中、一人だけパフェを頼む」くらいであれば、その人の持つ個性なのではないかという気がします。
手相にKY線を持つ人の恋愛傾向
ケーワイ線を持つ女性は我が強いので、女性がリードする形の方が恋愛、結婚ともに上手くいきます。年下の男性がピッタリですが、包容力、理解力のある10歳以上年上の男性であれば年上でも上手くいくかもしれません。またケーワイ線を持つ男性は、束縛されることを何よりも嫌うので、自由に泳がせておくしかありません。好きな人とはいつも一緒にいたいと思うタイプの女性がケーワイ線男子を好きになってしまったら、苦労するのが目に見えていますが、それでも好きなのであれば、放っておくことも重要です。
女性に多いといわれるKY線
ケーワイ線は女性に多く見られる相とされています。ただ、この相の持ち主はじっとしていることが苦手なので、単調なデスクワークに適していません。仕事を選ぶ際は、外回りの営業職など外に出る仕事の方が合っています。また、専業主婦には向かないので、結婚後も仕事を続けることをおすすめします。
KY線の持ち主は海外での生活が合っているかも
冒頭で触れましたが、ケーワイ線はアメリカではあまり珍しい相ではありません。どうしても日本では皆と同じように行動することが良いとされているので、ケーワイ線はマイナスに捉えられてしまうのですが、周りと意見が合わなくても自分の考えを主張できることは海外ではプラスに働きます。もし、留学や海外で働くチャンスなどがあれば挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
手相にKY線を持つ人ならではの大切な個性
「ケーワイ線」という名前だけを聞くと、どうしても悪いイメージを持ってしまいがちですが、思い切りの良さ、行動力、柔軟な発想力など、世の中に絶対にないと困る大切な個性なのです。もしこの線があってもショックを受けることなく、自分の個性を活かせる場所を見つけてみて下さいね。