寵愛線とは?
寵愛線とは、手首の線の小指側、その少し上の辺りから、中指に向かって真っすぐ伸びる運命線の方へ斜めに上がっていく線です。別名、人気線とも言われているように、誰からも愛されるような方が持つ相です。
誰にでもある線ではないのですが、ある人は本当にラッキーで、大きな力で守ってもらえたり、とても大事にしてもらえることを暗示しています。また、寵愛線を持っている方は容姿に恵まれている方が多いのも特徴。または親しみのある笑顔に癒されると感じる人もいるようです。困ったときには誰かが助けてくれますし、いつの間にか周囲に人が集まっているようなそんな魅力にあふれた方が持っている相です。また玉の輿の暗示という考え方もありますし、仕事上の独立の成功を暗示する線とも言われています。
玉の輿に乗ってしまえば、強い寵愛を受けて生きていきますのでたいていのことは思いのまま。勢いで事業を始めたり、思いついて旅に出たりと、かなり破天荒な生き方を選択できることもあるようです。
色んな寵愛線
寵愛線にも色んな種類があります。まずはタイプ別に寵愛線を分けてみました。寵愛線も、もちろん太くて濃い線の方が強い意味を持っています。
1.運命線に届かない寵愛線
もう少しで運命線に届きそうなのに、あと一歩届いていない。そんな寵愛線を持っている方は誰からも愛される資質は持っているのですが、まだ花開いていない状態を表しています。とはいえ、隠れたファンがたくさんいたり、不思議と彼氏や彼女は途切れたことがないなど、その片鱗を感じたことはあるのではないでしょうか。
また完全な寵愛線を持っている方にはかなわなくても、気になる人がいれば自分から積極的にアピールすることで、相手の気持ちを掴むこともできます。もちろん交際後に寵愛を受ける可能性も高いでしょう。また、寵愛線の中でも、この運命線に届かない寵愛線だけを人気線とする考え方もあります。
2.運命線と合流した寵愛線
運命線と合流することで、あなたの人生のどの時期に、寵愛を受ける相手と出会うことができるかを知ることもできます。これは運命線の流年法を参考にして考えていきましょう。
まず、手首の線を0歳、中指の付け根を90歳とします。この2点を直線で結んで4等分してください。
・手首側から見て4等分した最初の点が22歳
・手首側から見て4等分した2番目の点(手首と中指の付け根のちょうど真ん中)が30歳
・手首側から見て4等分した3番目の点が52歳を表しています。
これを目安に寵愛線が運命線の何歳くらいのところと合流しているかを見てみましょう。その年齢こそが、あなたとあなたを寵愛してくれる方との縁が深い時期です。今まさにその時期にいる!という方はアンテナをしっかり伸ばして相手を逃がさないようにしましょう。
3.運命線を突き抜けた寵愛線
せっかく運命線に届いた寵愛線も勢い余って突き抜けてしまうと、ちょっと違った意味になってしまいます。突き抜けた寵愛線は結婚への障害の暗示。玉の輿婚なら、家柄の違いから大きな反対を受けたり、急に相手の嫌な部分だけが見えてしまったりと、本当にあなたと相手が愛し合っているかを試される時期にいます。
また、寵愛線と運命線が合流した地点から、先の運命線をみてみましょう。その先の運命線が、太く濃い線であれば、相手との出会いや結婚によって運が向上し、ますます幸せになれる暗示、合流地点から先が急に弱弱しくなっていたりすると、あなたが相手の寵愛を受けて楽しい人生を送ることで、あなたの遠い将来にマイナスになることがある暗示です。