目次
出産や子宝も生命線で見る
生命線の表れ方で、男女に見られる傾向があります。生命線の張り出しが通常よりも小さい人は、女性の方が多いようです。これは手の大きさにもよるのかもしれません。生命線は、人差し指と親指のつけ根の間から手首に向かって弧を描いて伸びる線を指します。親指のつけ根の領域の金星丘の張り出しが弱いと、直線的になるようです。この生命線では、一般的にその人が持つ生命力、健康状態、スタミナ、気力などを知ることができます。男性の場合、生命線というと、健康やバイタリティーが主となりますが、女性の場合、それらにプラスして出産や子宝、婦人病といったものも読み取ることになります。それでは、この手相における女性の生命線の見方について説明していきます。
二重生命線
生命線が二重になっていることがあります。これが表れている場合、生命力が普通の人の2倍程あるとされます。心身共にきわめて健康で、子宝にも恵まれることになります。生命線が二重なので双子が授かることも考えられます。妊娠しやすい体質で、長寿の傾向にもあります。物事は前向きに取り組み、根気があるとされます。困難を乗り越える忍耐強さを持ち、自力で運勢を切り開きます。2本の生命線が共に濃い場合、バイタリティーにあふれ、かなりの長寿となり、子沢山になるはずです。また生命線が3本あることもあり、この場合はより一層生命力が強大になります。
末端に3本以上の支線がある生命線
生命線の末端に3本以上の支線が表れていることがあります。この支線は外側に向かって伸びているものです。これが表れている場合、かなり多忙な状態にあり、過労や体の不調の前触れを表します。精神的なダメージを受けやすくなっているようです。ストレスが溜まっていたり、神経質になっていることが考えられます。生理不順になったり、ちよっとしたことでヒステリックになりがちとなります。無理をせずに休養を取ることが大切です。また弱々しく垂れ下がっている印象の場合、体調的に悪い傾向にあり、勢い良くハッキリと表れている場合は、ほとんど問題がないとされます。
外側に切り替わっている生命線
生命線が途中で外側に切り替わっていることがあります。この場合、生命力が格段に強く、精神的なダメージを受けにくいとされます。バイタリティーにあふれているので、何事も積極的に取り組みます。子宝に恵まれ、婦人病にもなりにくいようです。精神的にも安定しているので、明るい雰囲気が漂います。この生命線が多少短めでも、外側に別の生命線が伸びているので、生命力はかなり強まることになります。また生命線の切れ目に沿って長い運命線が表れている場合、格段に強い生命力の上に長生きになるとされます。強運と強大な生命力の相乗効果で、幸運もつかみやすくなります。
まとめ・生命力は子宝に通じる
一般的に生命線では、その人が持つ生命力、健康状態、スタミナ、気力などを読み取りますが、女性の場合、それに加えて出産や子宝、婦人病といったものまで知ることができます。同じ生命線の読み取り方でも女性用の意味を持つものが、いくつかあることがわかります。二重生命線では、生命力が2倍になり、子宝に恵まれることになります。双子が生まれる可能性も高まります。末端に3本以上の支線があると、過労や体調不良を表すことになります。生理不順にもつながるようです。外側に切り替わっている場合、生命力が格段に強まり、子宝に恵まれるとされます。婦人病にもなりにくいようです。いずれも良い意味の場合、子宝に恵まれます。生命線の女性なりの意味をしっかりと把握したいものです。