生命線上にある妨害線の意味とは?
妨害線とはまたの名を障害線と言い、その名の通り私たちのあらゆる活動を邪魔するものの存在や時期を示している線です。生命線の上にあるということは、もちろん生命活動に関係がある妨害を表します。病気やけがの暗示であることが多いですね。もちろん、妨害線があるからと言って怪我をしたらどうしよう、病気になったらどうしようと心配する必要はありません。手相は未来への警告を表すものでもありますので、妨害線があるのであれば日常生活に少しだけ気を付ければ良いだけです。また「短命?長寿?生命線に現れる病気や怪我を示す危険なサイン」でもお話しましたが流年法によって妨害線が何歳くらいを示しているかを予測することもできます。起点は親指の付け根(というより、手首付近にある親指の付け根の骨)です。
1.人差し指と中指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約20歳
2.中指と薬指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約30歳
3.薬指と小指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約40歳
4.小指の外側の付け根と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが50歳
を表しますので、流年法で出た年齢を目安にして妨害線が何歳くらいのところにあるのかを予測してください。現在の年齢に近いところに妨害線があった方は軽率な行動をせず、慎重に動くことでトラブルを防ぐことができます。
生命線が示すトラブル
妨害線の他にも、生命活動を行う上でのトラブルを暗示しているものがあります。この時期も妨害線と同様、慎重な行動が求められますので注意しましょう。
1.生命線が断線している
断線している時期に、何かのトラブルがあることを暗示しています。断線の幅が大きければ大きいほど、大きなトラブルを表しますので気をつけたいところです。ただし、断線している横に、生命線と並行に線(姉妹線)がある場合はトラブルが未然に回避されたり、けがや病気をしても軽く済むことを暗示していますので安心してください。
2.生命線が2つに分かれてまた合流している箇所がある
この状態を島紋と言います。この島紋も断線や妨害線と同じくその時期のトラブルを暗示する手相です。この島紋が途切れたりせずにはっきり丸を描いているほど、トラブルは大きくなると言われています。この他にも生命線が途中から細切れになっている人は、人生の後半、病気やけがに見舞われやすいことを暗示していますし、生命線の初めの方が細切れの人は若いころ病弱であったことを表しています。全体的に細切れの人は病弱な人です。
3.つなぐ線がある場合
断線していても、線同士をつなぐような短い線がある場合は病気やけがからの回復が早いことを表しています。また、このつないでいる短い線が2本ある場合は、大きな病気や事故にあっても九死に一生を得るような体験ができるでしょう。
4.生命線が鎖状
妨害線や島紋ほど悪い意味ではありませんが、この手相も体力が少ないことや病弱であることを表す手相です。全体的に鎖状になっている方は、今現在疲れがたまっている状態なのではないでしょうか。ときには休息をとり、自分の体をいたわることも大切です。
健康な体に美は宿るという言葉があります。不摂生を続けていると体の芯から美しくはなれません。生命線からの警告をきちんと受け止め、しっかり健康管理しましょう。