ない方が良い!?健康線とは
健康線は、親指の下の膨らみ付近から、小指の下、感情線付近にかけて斜めに伸びる線です。しかし、起点は小指の下でそこから親指の下の膨らみにかけて伸びているという正反対の考え方もあります。今日はどちらが正しいかということよりも、健康線の状態で体の調子を占うことを優先しましょう。
最初に断っておきたいのは、健康線があるからと言って健康体というわけではないと言うことです。もちろん、健康線がないからと言って不健康というわけでもありません。
健康線は太くてまっすぐの線が1本通っている状態なら、体が健康であることを表しています。
色んな健康線
1.生命線が起点となっている健康線
生命線と健康線が合流している場合、心臓や周辺の疾患に気をつけましょう。生活習慣の見直しや栄養バランスを考えた食事、適度な運動や無理をせず病院を受診するなど、自分でできることを頑張るようにしてください。また生命線の流年法を使って生命線と健康線が合流しているところの年齢を割り出すことで、何歳くらいの時、一番心臓に負担がかかりやすいのかをみることができます。生命線の流年法の見方は次の通りです。起点は親指の付け根(というより、手首付近にある親指の付け根の骨)となります。
・人差し指と中指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約20歳
・中指と薬指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約30歳
・薬指と小指の間と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが約40歳
・小指の外側の付け根と起点を直線で結んだとき、生命線と交わるところが50歳
をそれぞれ表しています。
2.健康線が色んな形状になっている場合
うねっている健康線は肝臓や腎臓が弱っていることを表しています。アルコールを控えて肝臓や腎臓を労わりましょう。
また切れ切れになっている健康線は胃腸が弱っていることを表しています。胃腸は生活習慣の他にもストレスが原因で調子が悪くなることもありますので、できるだけストレスを抱え込まないように、また抱えたストレスをそのままにせず、できるだけ早く解消するようにしましょう。切れ切れの健康線は胃腸の能力の低下と共に、虚弱体質を表すこともあります。
切れ切れになった健康線も横にまっすぐなものは特に腸の不調を表しています。また生命線と合流しているところがあれば、おなじように生命線の流年法を使うことで、何歳くらいで体の不調が訪れるかを知ることができます。
また健康線が途中で2本に分かれ、またすぐに1本に戻ることで中に楕円形(島)が出来ていることがありますが、これは呼吸器系の疾患の暗示です。心当たりがある方は特に無理をしないように気を付けましょう。
そして気をつけたいのが健康線上に「□」がある場合です。この四角のことをスクエアと呼びますが、健康線上のスクエアは長期に渡る入院の暗示です。
健康線を生かす
健康線が表す体の色んな不調は、体からの警告です。「○歳の時にこの部分の病気になることが決定している」のではなく、「今のままでは○歳でこの部分が病気になりますよ」という意味でとらえましょう。健康を取り戻すために、日常の小さな努力を積み重ねればいつの間にか健康線からの警告は消えるはずです。